オンライン授業の時間管理でJitmanを使う
オンライン授業における時間管理は、多くの講師にとって課題であることは言うまでもありません。そこで、スタジオくまかけがオープンソースのWeb会議システム「Jitsi」を利用して開発したオンライン授業時間管理サービス「Jitman」をご紹介します。
「Jitman」を利用することで、オンライン講習に「誰が参加した」のか、「どれだけの時間参加していたのか」がリアルタイムで計測でき、その結果をCSVに出力できます。
いままでのオンライン会議サービスでは、会議に参加した人数、開催スケジュール、開催時間については管理ができましたが、参加した個人の情報をまではリーチしていませんでした。
できたとしても、監視ログから拾い集めExcelに手動で拾い集めるか、参加者の自己申告に委ねる方法がほとんどで、後処理の労力の増大や、正確性の確保に問題点がありました。
弊社では、普段からオンライン会議には、オープンソースの「Jitsi」を利用しています。
「Jitsi」のご紹介はこちら
「Jitsi」では、様々な情報を「API」としてリアルタイムに取得することが可能です。
今回は、”会議室のオープン・クローズ”、”参加者の入室、退室”の情報を取得できるAPIを利用し、情報をデータベースに記録、解析ができるようにしました。
Jitmanの主な機能
・会議室の自動割当
・会議室のオープン・クローズの時間の把握
・参加者の入室・退室の時間の把握
・記録された情報の検索、絞り込み機能
・CSVによる参加者情報の出力
以下Jitsiの主な機能
・会議の録画(1回の最長100分)、および手元PCへのダウンロード
・ホワイトボード
・共有ドキュメント
・チャット
・ブレイクアウトルーム
現在授業として、1クラス3〜5人の講習生の授業を実施しています。
それぞれに会議室を割り当て、分単位までの入退室時間を管理しています。
「Jitmanを使えば、授業の開始・終了時間、参加者の入退室時間を自動的に記録し、そのデータをCSVファイルとしてエクスポートすることができます。これにより、管理者は手動での入退室時間の記録や人数の集計をする必要がなくなり、作業時間の短縮や正確性の向上が期待できます。
さらに、Jitmanはオンライン授業に特化した機能を備えています。
・授業の途中で参加者が退室した場合には、Jitmanが自動的に退室した時間を記録し、参加時間を正確に計測することができます。
・授業の中での参加者の状況や反応を把握するためのアンケート機能や、授業内容を確認するための録画機能も備えています。
Jitmanは、オンライン授業の時間管理に必要な機能を備えているだけでなく、利用が簡単で使いやすいことも特徴です。
・Jitmanのダッシュボードでは、すべての授業の情報を一括して確認することができます。
・検索やフィルター機能により、必要な情報に素早くアクセスすることができます。
Jitmanを利用することで、オンライン授業の時間管理にかかる手間やストレスを軽減し、授業の質の向上につなげることができます。ぜひ、Jitmanを活用して、より効率的かつ充実したオンライン授業を実現してみてください。