アレコレナでインボイス対応をしたとき、一番手間かかりそうだなぁと思ったのが、
「もらった請求書の適格事業者番号の確認」
でした。
今回、インボイス支援ツール「インボイスのあとしまつ」をリリースしました。
第一段は、適格事業者番号の自動チェックを行います。
国税庁では、適格事業者番号をチェックするウェブページが公開されていますが、入力の手間を考えると。。。
そこで、国税庁から提供されている適格事業者番号確認のAPIを利用して、自動的に確認ができるサービスを構築しました。
※適格事業者番号のスキャンは、記載があったとしても状況によりできない場合があります。
その場合は、手動にて編集ができます。
改善のため、よろしければその状況を教えて下さい。よろしくお願いします。
今回、本サービスをベータ版ですが公開させていただくこととしました。
解析などでまだやってみたいことがあるため、ベータ版とさせていただいています。
※添付ファイルの形式は、.pdf / .png / .jpg / .heicに対応しています。
暗号化されたファイルや画像ファイル、圧縮ファイルは未対応です。
電子帳簿保存法に準拠したメール一覧
電子帳簿保存法で必要な検索機能を実装しました。
事業者 / 日時 / 金額の組み合わせで、受信、保存した情報の一覧を検索することができます。
アップロードしたデータも検索の対象となりますから、請求書や、領収書などを一元管理することができます。
・編集 :事業者番号と確認結果を編集します。
・ソース :受信したメールのソースを表示します。
・削除 :受信したメールを削除します。
・表示 :添付ファイルを表示します。
・書類追加:書類をアップロードします。
事業所名は適格事業者番号から検索した事業所名をセットしています。
また、情報追加時にFrom情報として記載が可能です。
明細の登録ができます
登録されたデータの明細が登録できます。
データの取り出し
「インボイスのあとしまつ」からのデータの取り出しがCSVで対応できます。
以下の項目が出力されます。
送信日時 | メールから抽出した送信された日時 追加画面で登録された日時 |
From | メールから抽出したFrom |
件名 | メールから抽出した件名 編集画面で登録された件名 |
事業者番号 | メールに添付された資料からスキャンした適格事業者番号 編集画面でアップロードされた書類からスキャンした適格事業者番号 |
事業者名 | 適格事業者番号で検索した事業者名 |
確認結果 | 適格事業者か否かを表示 |
金額 | 編集画面で登録された金額 |
科目 | 編集画面で選択された科目 |
本文 | メールから抽出した本文 |
弥生会計を意識した勘定科目がセットできます。
科目マスターをセットすることで、明細に科目をつけることができます。
サーチキー / 科目名として、弥生会計に準拠したマスターが作成できます。
■これから。。
解析チェックを現在は適格事業者番号のみですが、精度の向上や他の情報とのマッチングを検討しています。
また、ベータバージョンに付き、無料でご利用いただけます。
本サービスは、現在アレコレナとは独立をしています。
いずれは連動もされますが、暫くの間は独立してのご利用となります。